2023年4月13日【古家つき土地】解体して更地にする?そのまま売却?
こんにちは、匠工房です。建物がある状態の土地を売る場合「解体して更地にす
古家付き土地とは?
「古家付き土地」とは文字通り古い建物が建ったままの土地のことです。「中古住宅」として売るのと明確な境界はありませんが、木造建築物の法定耐用年数の築22年を超えた木造住宅は建物価値が無いとみなされ、古家付き土地として扱われることが多いようです。
古家付き土地は建物に査定上の経済的価値はなく、あくまで土地のみの価値として、土地を求めている人をターゲットにする売り方になります。
それでは建物がある状態で売却活動をスタートすることになった場合、どちらの方がいいのでしょうか?
古家付き土地で売るメリット
古家付き土地で売るデメリット
買い手の立場に立ったとき、古家つき土地の解体費用は大きな負担です。そのため、更地に新しいお家を建てたいお客様は解体費用のかからない土地へ流れがちです。そのため、売却まで時間がかかったり、古家つき土地として売却する場合は解体費用を差し引いた土地価格を設定し販売することが必要なケースもあります
更地で売るメリット
更地で売るデメリット
更地にするための解体費用を負担しなければいけなかったり、「住宅用地の軽減措置特例」を受けられないため固定資産税が高くなってしまいます。売れない期間が長くなればなるほど、高額な固定資産税が負担になってしまいます。
必ずしも古家つき土地だから売れない、更地だから売れるといったことはありません。大切なのはどのように売り出すか、という売却戦略です。売却を依頼している不動産屋さんとしっかりと話し合い、最適な売り出し方法で販売活動を行いましょう。